2009年6月17日水曜日

幸せの黄色いキーケース


 知り合いのM氏のキーケースが、クタクタのヨレヨレだった。
 一応、某有名ブランドの名前が刻印してあるものの、パッと見パチもんに見える。酷使し過ぎで、枯れかけていた。
 これだけ使ってあげれば、キーケースも本望だろうと、ホルガケースで余った革で、キーケースを造って贈呈した。

 先日発注しておいた、Quatermasterの刻印ができてきたので、練習がてら焼き付けてみた。
 「おぉっ」と声を上げるほど、自分的にはいい感じに仕上がった、と思う。

 この黄色い革はなかなか強靭で、スクッと自立する。
 息を吹きかけても微動だにしない。よくものを落とす、うっかりしたM氏だが、これだけ存在感があると忘れないと思う。
 いや、忘れると本当にどうかしてる。

 風水的には黄色は、金運の色ということで、縁起がいいかも、と思っていたら、M氏からこんなメールが来た。

 
東京三鷹市JR三鷹駅前のガイア三鷹店でのラッキーな出来事。このキーケースを持って以来、運がいい。

パチンコは添付写真にもあるが、この写真からさらに二箱出て137000円。投資が7000円だから13万勝利。

それに、部屋のキーを落としたが拾われた。

この黄色キーケースを持つようになって、ラッキー続きだ。


 週刊誌の裏表紙にあるラッキーアイテムのコメントのようなメールで怪しいけれど、証拠の写真も添付されていた。まぁM氏が信じているなら、ラッキーチャームなのだろう。
 
 部屋のキーは、キーケースに収納していなくて、落としたことに気づかないでいたら、大家さんから「届けられたよ」と連絡があったそう。こうなってくると、ラッキーうんぬん以前の問題のような気もするが…。

 まぁ、ともかく、幸運を呼ぶ黄色のキーケースが完成した(ということにしておこう)。



ホルガケースの制作・・・2


 入魂のカット作業の前に一息、がずいぶん長かったですが、カッティング完了。
 2ミリほどある革のカットには力が入り、グググッと慎重に慎重に。革モノづくりでは、カッティングがうまくいけば、気分的には作業の8割形が終了した気分になる。今回は、うまく切れたと思う。

ホルガ35mmに革をかぶせてみると、こんな感じに。
 黄色とホルガはとてもあうなぁ。




 ホルガ自体がゆるいカメラなので、あまりがっしりしたケースにしてしまうと、カメラが崩壊しそう。
 ホルガは、機体の隙間から光がもれることも多いらしいので、光線漏れを防ぐ意味で、クルッと包み込むようにしてみた。

 着脱も引っかかりはなさそうだし、フィルムを入れ替える時以外は基本、着せっぱなし。
 ストラップは横だけでなく、縦ヅリもできるように、カシメやスナップボタンの位置を調整してみよう。



2009年5月31日日曜日

ホルガケースの制作・・・1


 デジカメやカメラ機材のケースをつくって欲しい。と、とあるプロカメラマンの方からご依頼があった。
 カメラや撮影機材は精密機械で、なおかつ現場での使い勝手が要求される。機材にはデフォルトで、ケースが付属しているモノがあるのだが、ようするに現場では使い勝手が悪い。

 というわけで、予行演習的にホルガでカメラケースを作って見ることにする。

 ホルガは、一般的な写真という感覚からいうとちょっとばかしトンデモな写りをするらしい。
 その写りに味があると、トイカメラの世界ではとても有名で、ホルガっていうジャンルにすらなっているという。
 
 機体はオールプラスチックで、強く押すとペコペコという音がしてはなはだ心もとない。ホルガは革ケースに入れた方がいいんじゃないかぁ、と思うほどのペコペコっぷり。

 今回用意したのは、黄色い革。特に理由はないけれど、黒いホルガには似合うと思いません? 

 ホルガには三脚穴があいていて、三脚穴にねじ込む方式もできそうだが、耐久性ははなはだ疑問。いわゆるカメラケース的なケースではなく、クルッと包み込む形がいいんじゃないか? とここで見当をつける。
 ケースをとめるのは、スナップボタンかなにかで…。

 ざっくりな形のホルガだけに、機体に革をおしつけて、ざっくりと線を引く。んで、できたのはこんな感じ

 革モノをつくる時に一番神経を使うカッティングの前に、ちょっと一息。微調整は一回切り出して、現物合わせをしながらしよう。